松浦祥子先生をお招きして理科スクーリングが行われました。

１．大根に含まれる「酵素(アミラーゼ)のはたらき」について、ヨウ素液を使って観察しよう！
２．温めた牛乳にお酢を入れた時のたんぱく質の「変性」について観察しよう！
３．水とお湯にインクを垂らして温度による「拡散の速さ」について知ろう！

などの実験をして、さまざまな変化を観察しました。

１～３のそれぞれの実験で、
１．酵素によってデンプンが分解され、色が青紫から白く(薄く)変化した。
２．たんぱく質が酢の「酸」とお湯の「熱」によって変性して固まった。
　　→簡単にカッテージチーズを作ることができる！
３．「水」はそのままインクが落ちて、「お湯」はインクがお湯と混ざり、真ん中で浮いていた。

という様子が見られました。
目に見える変化や松浦祥子先生の分かりやすい説明に、生徒たちは積極的に取り組んでいました。
今回の実験ではグループワークを取り入れていたため、普段関わることの少なかった通信コースの生徒とも多くの時間を共有し、とても有意義な授業となりました。

今日の理科スクーリング最後のまとめ
5時間目は「南海トラフ地震」について学びました。
東日本大震災で実際に被災に合われた松浦祥子先生の実体験を交えてお話しいただきました。
南海トラフ地震は30年以内に70～80％の確率でほぼ間違いなく起こると言われています。

生徒たちは自分の家や学校が海や川からどのくらいの距離なのか考え、もしも起きてしまった場合に、どのような行動をとるべきなのかを考える時間となりました。

松浦祥子先生、楽しく内容の濃い授業を本当にありがとうございました。
生徒の皆さんは今回の授業を今後の実生活にも生かせるように意識できると良いですね！