〜誰かのために、その誰かになるために〜

5月から始まった「SEISAヤングチャレンジプロジェクト」。
テーマは「なりたい自分」。
沖縄の自然、文化、歴史を体験しながら、自分の強みや仲間とのつながりを見つめ直す3日間となりました。

🪸 風土文化班
世界遺産「今帰仁城跡」を訪れ、石積みの城壁や壮大な景色を通して、先人たちの知恵と努力を感じました。
琉球料理体験では地元の方々と交流し、食を通して“おもてなしの心”を学びました。
一つひとつの料理に込められた意味や、自然の恵みを大切にする想いを知り、「文化を守るとは何か」を考える時間になりました。

🎨 アート班
エイサー体験では、祖先を想う心を踊りで表すという沖縄の伝統に触れました。
太鼓の音に合わせ体を動かすうちに、「上手に踊る」よりも「想いを伝える」ことの大切さを実感。
紅型染め体験では、自然の色を重ねながら、命や祈りを表現する文化の深さに感動しました。
職人の方々が、失われかけた技術を守り続けてきた姿から、“本物を伝える意志”の尊さを学びました。

🌊 スポーツ班
SUP（スタンドアップパドルボード）体験では、最初は不安もありましたが、仲間と声を掛け合いながら挑戦し、次第に立てるように。
マングローブ探検では、海に潜む危険生物や離岸流について学び、「自然を知ることが安全につながる」ことを体感しました。
挑戦と協力の中で、「誰かや何かを守る行動」が自分にもできるという自信を得ました。

2日目の午後は、新スポット「ジャングリア沖縄」へ。
自然とテクノロジーが融合した空間で、仲間と協力しながらミッションに挑戦しました。
遊びの中にも学びがあり、感謝や思いやりの気持ちを改めて感じる時間となりました。

夜には成果報告会を実施。
「なりたい自分」をテーマに一人ひとりが自分の成長を振り返り、仲間の言葉から新たな気づきを得ました。

3日目は首里城を訪問。
段数の多い城内を歩きながら、昔の人々が手作業で築いた建物の力強さに驚かされました。
かつて櫓から船を見張っていた歴史を知り、文化を守り未来へつなぐ意義を実感しました。

挑戦、感謝、そしてつながり。
この3日間で得た学びを胸に、「誰かのために、その誰かになる」生き方を目指して歩んでいきます🌈